杉板間仕切り壁の耐火試験

先日の杉板外壁の耐火試験に続いて杉板間仕切り壁の耐火試験を行いました。

なぜ、木造施設において、間仕切り壁の耐火試験が必要なのでしょうか。

外壁の耐火試験は、隣地や周りが火事になった時にその火が自分の建物に燃え移らないようにすることでしたが、間仕切り壁の場合には、自分の建物が燃えてしまった時に間仕切り壁が構造的に耐久性を持っていられる時間を計ります。

つまり壁の中にある屋根や上層階を支える柱が燃えて座屈するまでの時間がどの程度か。それによって、消防隊が駆けつけて火を消してくれるまで何分持つのかということをこの試験で計りました。

今回の間仕切り壁の仕様は、t15石膏ボードの上にt11杉板張りSOP塗装です。

塗装は、可燃性なので、耐火には不利ですが、敢えて白く塗装した状態で行いました。

45分準耐火構造杉板張りの試験の様子はこちら

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